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きのうアメリカ軍嘉手納基地で車輪が壊れ着陸に失敗したF-15戦闘機は深夜に撤収を終え、けさも同型機の訓練が続けられています。
嘉手納基地報道部は事故は滑走路上に設置された緊急停止用ワイヤーに左側車輪が接触したためと説明しています。一方F-15の事故を受け嘉手納町議会はきょう午前基地対策特別委員会を開きました。委員会には、7人の議員全員が参加し、きのうの対応を話し合いました。
この中で田仲康栄委員長は、アメリカ軍が昨日の緊急着陸について滑走路にバリアをひいたため結果的に重大な事故を招かなかったという認識を示している事を問題視し、地元との認識の違いに憤りを見せました。その結果、これ以上の事故やトラブルは容認できないとして来週10日に臨時議会を開いて今回の緊急着陸の徹底した原因究明とF-15部隊の撤去を求める意見書と抗議決議を採択する事を決めました。