沖縄戦の激戦地・糸満市に先週、県内外から学生たちが集まり遺骨の発掘作業を行いました。戦争体験者や遺族が少なくなりどのように記憶を継承していくか?次世代の担い手たちが、島に眠る戦没者と向き合います。
前日の雨の影響の中で、歩きにくく蒸し暑い現場。参加者が必死に見つけようとしているのは身元が分からない「戦没者の遺骨」です。
「骨ではないかな。骨やったら片方は平らになっているから」
それは、79年前、この島でおきた激しい地上戦が関係していました。糸満市の真栄平公民館この日、大きな荷物を持った若者たちが次々やってきました。会話は弾み、意気投合する彼らが集まった目的。それは。