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今年もパーントゥがやってきた

全身泥まみれの神様、宮古島の奇祭としてユネスコの無形文化遺産にも登録されている「パーントゥ」が今年も現れある人には恐怖を、またある人には、笑いを与えるなど訪れた人たちに泥を塗り、集落に様々な声が響きました。

林から悠然と姿を現わし物々しい雰囲気でこちらに向かってくるのは「パーントゥ」です。

今から数百年前、島尻のクバマという浜に流れ着いた仮面を来訪神とあがめ、村人たちがその仮面をかぶって集落内を駆け回ったのがパーントゥの始まりだと言われています。

3体の神の化身が集落を回り、神聖な井戸の底からとった泥を人々に塗ることで、この1年間無病息災で過ごせると言われ国の重要無形民族文化財や、ユネスコの無形文化遺産にも指定されています。