琉球朝日放送の第263回番組審議会が11月16日火曜日午後3時30分より琉球朝日放送で開催され、QAB特別番組「元気です!国際通り」〈2021年9月25日(土)午後3時25分~午後3時55分放送〉について審議が行われた。

事務局報告では、視聴率(10月分・上期)と視聴者応答(10月分)について報告が行われた。番組審議の概要は以下の通り。

コロナで打撃を受けた国際通りを紹介する内容だが、深刻ではなく平和なテンポで好感が持てた。観光だけではなく地元向けに頑張っている店の声も取り上げてほしい。

登場人物の人選がいい。ホームページの立ち上げやバーチャル国際通りプロジェクトなど、コロナ禍での新たな取り組みから店主たちの熱い思いが伝わってきた。

コロナの影響力の大きさを感じるとともに、IT化に向けて1歩ずつ前進する姿を応援したくなった。知恵を絞っている経営者のたくましさが良い。

観光客が激減した国際通りの様子をやわらかく描いて前向きなメッセージを発していた。バーチャルでの来場者がリアル誘客にどれくらいつながるのか深掘りしてほしかった。

落ち込んでいる時期に何を伝えたかったのか、番組タイトルとのズレを感じた。インタビューに字幕が入っていた点はよかったが、逆に字幕だけで音声がない場面があったのは残念。

タイトルの付け方がいい。登場人物3人だけではなく各店舗のリレーインタビューを盛り込んだことで、「元気です」のメッセージを訴えることに成功していた。

プラスな言葉でインタビューを受けている様子に勇気をもらった。ITを活用した観光のあり方を模索するなど、あらたな角度から沖縄の魅力を伝える取り組みに感銘を受けた。

出席委員 横田哲・長嶺亮子・波平恒男・ 砂川久美子・宮城栄作・渡名喜郁夫
欠席委員 安里睦子(レポート提出)