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沖縄が日本に復帰して39年。5月15日は5・15平和行進と、県民の暮らしと命を守る県民大会が開かれました。県民が求めた基地のない沖縄や暮らしは。復帰39年の現状はどうなっているのでしょう。
100万人弱だった人口はおよそ40万人増え、道路や港湾などのインフラの整備は進みました。そして、県は自立経済をめざし新たな沖縄振興計画の策定に取り組んでいます。
しかし敗戦後、建設されたアメリカ軍基地は未だに多くが沖縄に集中し、基地から派生する事件や事故は後を絶たず、アメリカ側に有利に運用される日米地位協定の不平等さに、県民からは不満の声があがっています。
また、県民所得は全国最下位とアメリカ統治下によって生まれた格差の解消は39年経ってもなかなか進まない現状があります。