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専門家からは、環境に影響を及ぼす可能性も指摘されています沖縄防衛局は、新基地建設を進めるにあたり、周辺に生息する国指定の天然記念物のオカヤドカリを大浦湾の北側の砂地に移動させる計画を文化庁に申請していて、11月下旬、同意を得ました。
ただ、移動対象には、環境省の準絶滅危惧種、コムラサキオカヤドカリも含まれていることから県教育庁は「マングローブに生息する種であり、移動先の砂地は生息に不適切だ」とする意見書を添えていました。
大浦湾の環境保護を求める日本自然保護協会の安部真理子さんは「生物を人為的に移動させた場合、本来生息していた場所や移動先の生態系に影響を及ぼす恐れがある」と警鐘を鳴らしています。