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アメリカ軍普天間基地の辺野古移設を最大の争点とする沖縄県知事選挙は先ほど開票作業が始まり新人の翁長雄志さんが当選しました。
当選した翁長雄志さんは「新しい基地を美しい大浦湾を埋めて造るということに大変沖縄県民は嘆き悲しみ、戦後69年間、勘弁して下さいよというような切実な思いが今度の選挙にはあったと思います」と話していました。
仲井真弘多さんは「全く想定外、まったく考えていなかった結果。こういう(辺野古推進)現実的な選択でおさめないといつ解決するか見通しがつかない」と話しました。
当選した翁長さんは辺野古移設に反対し基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だと訴えてきました。当選が決まると「ぶれなかった県民に感謝したい」と感謝の言葉を繰り返していました。
今回の選挙は、2013年12月の仲井真知事の辺野古埋め立承認を受け政府が進めている基地建設について県民がどう判断するかが大きな争点となり主張が明確に分かれました。
開票作業は続いていますが、ANNでは出口調査や情勢調査、取材を加味して、翁長さんの当選と判断しました。