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オスプレイの普天間基地配備に関して、アメリカ海兵隊が実施した環境審査。13日に県に示された報告書には、東村高江に建設中のヘリパッドや伊江島補助飛行場などもオスプレイの離着陸に使用されることが明記されていました。各地で怒りの声が上がっています。

この環境審査は、オスプレイの普天間基地配備にあたってアメリカ海兵隊が行ったもので、オスプレイの配備や訓練が環境に与える影響について検討されています。

報告書の中には、オスプレイが運用される場所での環境への影響が示されていて、東村高江で建設中のヘリパッドをはじめ県内50の地点も含まれていました。

高江在住の安次嶺現達さんは「オスプレイが配備されると自分たちは高江では住めなくなるのでは。本当に怒りと恐怖心もあります。沖縄にオスプレイを強行に持ってくる姿勢は差別です」と話し、また同じく高江在住の伊佐信次さんは「オスプレイ配備については反対の決議をしていますので、東村も事態を重く受け止め、この建設を止めさせる方向で議会も動いてもらいたい」と話していました。

報告書には、建設中のヘリパッドをオスプレイが使用する回数は年間420回になるとも記されています。

高江では当初からオスプレイの発着が指摘されていましたが、防衛省が行った環境影響評価ではオスプレイ配備を想定した評価はされず、これまで配備に関して日米両政府とも明言していませんでした。