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返還された北谷町のアメリカ軍施設にかつて枯れ葉剤が埋められたという証言が寄せられているのを受け、県内の市民団体と東京の民間調査機関が24日、現地を視察しました。視察したのは民間の調査機関・環境総合研究所の池田こみち副所長などです。

北谷町美浜では、2002年に返還された施設跡地からおよそ200本のドラム缶が見つかっていて、県や北谷町の調べでタールだと発表されていました。

しかし2011年になって、退役アメリカ軍人からちょうどこの辺りに大量の枯れ葉剤を埋めたとの証言が出たため、不安が広がっています。

北谷町では近く枯れ葉剤調査を実施する予定ですが、池田副所長はその前にも枯れ葉剤調査の指針となる意見書を北谷町に提出し、調査をサポートすることにしています。