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アメリカ軍普天間基地の移設方法などを争点にした県知事選挙は投票の結果、現職の仲井真弘多さんが再選を果たしました。
沖縄県知事選挙は開票の結果現職の仲井真弘多さん(71)が前の宜野湾市長の伊波洋一さん(58)を破り再選を果たしました。
今回の選挙には政権与党の民主党は独自候補を立てず事実上の一騎打ちとなった仲井真さんと伊波さんはともに普天間基地の移設先を名護市辺野古とする日米合意に反対する立場で選挙戦を戦いました。この結果、投票率は60.88パーセントとなり、1972年の第一回の知事選挙以来2番目に低い数字となりました。
仲井真さんは「米軍は沖縄のためだけにいるわけじゃなく、日本全体のため日本全国で普天間(基地)の移設について解決をみいだしてもらいたい」と喜びを語りました。去年の総選挙での政権交代後、普天間基地の県内移設を容認する立場を転換した仲井真さんは今後、政府に対し県外移設を訴える方針です。